先日の旅行、新千歳空港〜福岡空港の往復4時間半の機中で読み終えた本「世界の果ての本屋さん」。ルース・ショー著 (晶文社)
70歳を超えてからニュージーランドの最南端の湖のほとりに本屋さんを作った女性の実話で
今も彼女は本屋を訪れる住民や旅人におすすめの本を選んだり、人生を語るなどして元気に暮らしています。
この方、この地に辿り着くまでは、若い頃から実に波乱万丈な生き方をしてきました。
2度逮捕されたり、海賊に襲われたり、4度も結婚したり!いつか映画化されるのではと思うほどのそれはそれは激しい人生です。
でもそれは幼い頃から逃避せざるを得なかった不幸な出来事やトラウマが多くの原因になっていたのです。そのことに胸を痛めながら読み進めました。
(4度、いや5度か。何度も結婚した人といえばドラマ「Tシャツが乾くまで」のさっちゃんを思い浮かべますが、ちゃんとそこに至る背景が丁寧に描かれているところがドラマとは違います)
ニュージーランドといえば行くのも難しくなさそう。いつかこの小さな本屋さんに足を運んでみたいなと、そしてルースさんにも会ってみたいと思いました。
世間的にはジブリ映画「かぐや姫の物語」の挿入歌を歌ったことで知られているミュージシャンかと思います。
二階堂和美さん。
広島から15年ぶりに札幌にライブをしにきてくれました。
会場は15年前と同じPROVOというライブハウスで、その時も一緒に見た友人と。
狭いライブハウスの一番前という特等席で、極上の時間を過ごしてきました。
ニカさん(親しみを込めてファンは二階堂さんをこう呼ぶ)は
2022年に夫でミュージシャンのガンジーさんを突然の病気で亡くしています。
何年もとても音楽どころではない日々を過ごし、悲しみ苦しみながら、
また新しい音楽を作れるようになったそうで、
2026年の今年、アルバム「潮汐」を発表しました。
今回はこのアルバムをひっさげてのライブツアーだったので、
喪失から再生までの思いが歌から真っ直ぐに伝わってきました。
そして会場全体が共感と癒しの空気に包まれるという、素晴らしいライブになりました。
ニカさんはシンガーである同時に、
ご実家である広島県大竹市にあるお寺の住職もされています。
いつもは法話で檀家さんたちの心を癒しているであろうニカさんが
「札幌のみなさん温かい…おかげで歌うことが最高なんだとまた思えました!
札幌最高!ありがとう!」と
何度もお礼を言っては全身全霊で歌ってくれました。
私もライブで泣くなんて、久しぶりのことでした。
この日はちょっと面白い奇跡的な出来事もありました。
友人が着てきた白いミナペルホネンの素敵なトップスと全く同じものを
ニカさんも偶然着てきたんです。
ニカさんがふだんからミナの洋服を愛用しているのは知っていましたが、
テキスタイル数が3000以上ある中で、アイテムまで全く同じものを着てきたということには
本当にびっくりしました。
これはニカさんが「写真撮ってー!」と言ってくれたので急いで撮った一枚です。
(お顔ちょっと失敗しちゃったので下のみにしました)
ダンスは妖精のようにかわいらしく
微笑みは菩薩のように優しい二階堂和美さんに会えて、
私も日々の溜まっている心の汚れがすっかり浄化されたような気分です。
9月の始まりの日に、福岡と熊本に小旅行へ行ってきました。
方向音痴の私、福岡に住む妹がいろいろと面倒を見てくれたおかげで、私はただ楽しむだけというありがたい旅行でした。
写真と文章のボリュームがあるので、今回旅のことはここではなく、ブログに書きました。
よろしければ、飛んでみてくださいね!
https://usotomishin.hatenablog.com
写真は今回の旅で訪れた熊本市現代美術館で開催中の「つぐ TSUGU minä perhonen」展でのワンシーンです。
札幌に戻る日、福岡空港の「ラーメン滑走路」の中にあった「豚そば 月や」で
豚骨ラーメンを食べました。
「クリアとんこつ」と名付けられたこのラーメンのスープは水炊きのような上品さがあり、
くどくなく透き通っていてとても美味しかったです。
私はラーメンはやっぱり札幌派ではなく博多派です。
嘘とミシンより「夏の終わりのポーチまつり」開催のお知らせです。
過ぎゆく今年の夏を惜しみながら制作しました。ヴィンテージファブリックを使ったポーチを6点、BASE SHOP にアップしました。
↓ ↓ ↓ ↓
https://usotomishin.thebase.in/
ショップでは各ポーチの商品紹介を丁寧に書き連ねています。
お読みいただけたらそれぞれのポーチの魅力をお分かりいただけるかと思います。
今回も表も中もタグも、配色や柄合わせに工夫をこらしたかわいいポーチたち。
さらに今回はすべてのポーチを送料無料でお届けします!
いつもながら1点ずつしか作れませんでしたので、気に入った柄や形がありましたらぜひ!
ご注文をお待ちしております。
https://usotomishin.thebase.in/
早くも全てのポーチがSOLD OUTとなりました…
お買い上げくださった方、ご覧くださったみなさま
どうもありがとうございました。
また作れるよう、頑張ります!!
緑豊かな北海道大学の構内にできた図書館
安藤忠雄さんデザイン・建築による「こども本の森 札幌北大」を訪ねてきました。
幼い頃から本を読むことに楽しさを覚え、考え悩みながら人生を生き抜く力をつけてほしいと願って、北海道の子どもたちのためにデザインしてくれたそうです。
なんて素敵な図書館なのでしょう…!
出来たばかりなのに、まるでずっと前からそこにあったかのように馴染んでいて
それでいて宇宙船やメリーゴーランドのように夢がある図書館。
映画のワンシーンのように美しい佇まいに圧倒されました。
初めてトマムの「水の教会」を見た時も感動したけれど、その時と同じくらい心を掴まれました。
中のデザインもさすがでした!
天井まで届く書架が流線型を描いていて、絵本や学術書、写真集などが
ざっくりジャンル分けされて並んでいます。
表紙がよく見えるよう本の陳列が工夫されているので
「どんな本なのかな、開いて中を見てみたい」と興味を誘います。
本棚に合わせてくねくね曲がりながら本を眺めていると、まさに本の森で過ごしているかのよう。
本を借りる=家に持って帰ることはできませんが、館内の椅子に座って読んだり、
一冊だけなら北大の構内に限って外で読むこともできるそう。
オンラインサイトからの予約制。
ひとり1時間半ずつの滞在が許されています。
(枠があれば当日ふらっと入ることもできます)
箱入りの豪華な造本、中を見てみたいと思っていたくらはしれいさんのイラスト集。
オープンしたばかりだから、どの本も新しくきれいです。
紙のいい香りを胸いっぱいに吸い込みながらページをめくる時間が、ああ幸せ。
この本も好奇心を刺激する内容でしたが、かなり分厚いので
また今度来た時にじっくり読もうと決めました。
シリーズに「魔界の書」という本もあり、そちらにも惹かれました。
子どもはもちろん、大人も充分過ぎるほど楽しめる本がいっぱい。
選書は幅允孝さんが関わっているそうで、やっぱりね!って思いました。
建築や本がお好きであれば、観光客の方にもお勧めしたい場所がひとつ増えました。
市民として勝手に誇らしい気持ちになっています。