実際ポーチにフリルがついていたって何の役にも立たないんですけどねぇ
フリルに物が入るわけではないし、バッグに入れればその分嵩張るし。
でもフリルがあったらよりその生地が活きると思った時にはつけてしまうのです。
そんなフリルポーチシリーズも、展覧会に新柄を
たくさん持っていきます。
水彩画のようなタッチで森の動物たちが描かれたこちらの生地は、フィンランド製。
ほんのりピンク色の背景に合わせたフリルはグリーンのギンガムチェックにしました。
ああ、かわいい…
この生地がもっとあったらワンピースを作りたいなぁ。
《読書時間》
三國万里子さんの本「編めば編むほどわたしはわたしになっていった」
幼少期から、現在のように編み物作家として有名になる前までの日々の暮らしを綴ったエッセイ。
単行本の時から読みたかったのですが、この夏に文庫化されたので買いました。
優しくて繊細な人。だけど時に大胆。ユーモアもあり人と違う視点で物を見ている。
そんなところが人として好きなタイプだなと思いながら、
まるでショートフィルムのように情景が目に浮かぶ美しい文章に魅了されあっという間に読了。
個展でお披露目する作品、本日ご紹介するのは
「リボンのベルト」です。
私はワンピースが好きでよく着ているのですが、
時々ウエストマークにベルトをしめることがあります。
なんだかスタイルが間延びして見える時、
またはポイントとして色が欲しい時、ベルトはとても優秀なおしゃれアイテム。
そこで、前から形にしてみたいと思っていたデザインで
自分でも使ってみたいと思うようなベルトを作ってみました。
ちょうちょの形をしたレースモチーフの上にビーズやスパンコールを刺繍し、
裏側にもしっかりとした生地を縫い合わせてバックルを作成。
ベルトの紐部分はベルベットリボンとグログランリボンを二重にして作り、
その紐の先にDカンをふたつ付けたのでそこに紐をひっかけて留めるようにしてあります。
長さはウエスト85センチくらいの方まで対応。
寒くなってきたらこんな風にニットの上に巻いたり
もちろん辛口パンツスタイルのポイントにするのもかわいいです。
「このリボンモチーフでブローチが欲しいなぁ」というリクエストも届きましたので、
展覧会までにはブローチも作る予定です。
《今日のおまけのおしゃべり》
6月に観に行った東京03のコントライブ。
バカリズム脚本のドラマ「ホットスポット」ですっかり高橋さん(角田晃宏)のファンになったのをきっかけに
「行ってみようかなー」と軽い気持ちでトライしてみたら、チケットが取れてしまったのです。
いくつもの伏線が散りばめられた数本のコントや映像で流れる劇中劇が、
最後にはひとつの話に繋がっているという構成のすごさとか、
3人の演技力の高さに唸りました。
クスクス笑いからの爆笑。いやぁ、こんなに楽しいとは。大人気の理由がわかりました。
ポスターも毎回面白いなと思っていたら、吉田ユニさんのお仕事でした。
完売御礼
doudouさんでの販売会に続き、ヌガートゥロンさんでも全てのポーチがsold outとなりました。
お買い上げくださった方はもちろん、オンラインショップを覗いてくださった方にも御礼を申し上げます。
さて、ただいま嘘とミシンは札幌市資料館で11/5〜9に開催予定の個展に展示するための作品作りに励んでいます。
タイトルは「面影アパートメント」。
このタイトルへの思いについては
DMが出来上がりましたら綴りたいと思います。
今日からは当ホームページのこのコーナーで
少しずつ展示作品をチラ見せしていきます。
それプラス、なかなか更新できないブログとは別にこちらで日々の小さな出来事なども綴る予定です。
本日ご紹介するのは「ふたごの流れ星ブローチ」です。
長年作り続けているこちらの星たちは、タグも入れると全部で5種類の布を使用しています。
なかでも表側にはリバティファブリックを含めるのが、私の中での決まりごととなっています。
7本のリボンで流れ星の尾ひれを表現し、星の表面にはきらめくスパンコールやビーズを縫い留めています。
トートバッグにつけて持ち歩くのはもちろん、
カーテンにつけたりワンピースの腰につけたり等、自由に楽しんでもらいたいブローチです。
展覧会では壁に飾って夜空のような演出をしたいなぁと考えています。
夜空といえばこちらはススキノの夜景。
先日、この街で女子校時代の友人たち8人で集まりました。
付き合いの長い気心の知れたメンバーなので、会えばゲラゲラ笑いが溢れる現場なのですが、
最近はそれぞれの健康話や親の介護に関するシリアスな話も出てくるようになり…
ただ笑ってばかりもいられない年代になりました。
でも、これからも何が起こってもただ話を聞いてくれる人たちがいるという、この安心感。
それは私の人生での大きな宝ものです。
そんなこの日のコーディネートはこちら。
ファッションテーマは「スイートチンピラ」です。
ベトナム料理のお店だったのでアジアン風のコーディネートにしようと思いまして…
でも普通じゃつまらないので、甘い色合い、スタッズつきサンダルとテキ屋風トップスで「チンピラテイスト」を加えてみました。
先日doudouさんのオンラインショップで販売がスタートしたポーチシリーズ、
完売のお知らせをいただきました。
ひとつひとつに時間をかけ、楽しみながら作ったポーチが
全国のどなたかの元へそれぞれ旅立つことになりました。
いつもそうなのですが、そのたび毎回心から感謝の気持ちでいっぱいになります。
1点ずつ丁寧に写真を撮り、ハンドメイド品への愛情が詰まったオリジナルの文章を添えて
オンラインショップで商品を展開してくださった
オーナーさん、そして「好き!欲しい!」と思ってお買い上げくださったお客様、本当にありがとうございました。
「買えなかったよ」と残念がってくださる方には
次のnougatturron ヌガートゥロンさんの販売会が待っています!
ラインナップは前回も紹介していますが動物たちのヴィンテージフリルポーチ×3、コンパクトサイズの
スクエアポーチ×3となっています。
今回使用したファブリックも、今は作られておらず、とても貴重で味わいのあるものばかりです。
販売開始は7/26(土)から。
お値段など詳細はヌガートゥロンさんのオンラインショップで
そろそろプレビューが始まると思いますので、よろしければどうぞご確認を。
嘘とミシンの商品を新しく取り扱っていただくお店が増えました。
個性的な作家作品や、国内外からセレクトされたスパイスの効いた雑貨、本なども販売されている
doudouさんです!
Instagramやオンラインショップの写真もセンス抜群。私もいつも楽しみに見ていたお店なので、
オーナーさんからお声がけいただきとても嬉しかったです。
初回は「イカとタコのラブポーチ」「ホタテとエビのラブポーチ」そしてヴィンテージフリルポーチを
お届けしています。
イカタコ&ホタテエビのサテンポーチには
今回内側にも「海の仲間たち」の生地を使っています。
アップリケは、長く使ってもほころびが少なくなるよう、丁寧に手間をかけて作りました。
ヴィンテージフリルポーチも、おとぼけキャラクターたちの魅力が炸裂。
doudouさんのオンラインショップ
https://doudouonline.thebase.inで近々販売予定です。
どうぞよろしくお願いします!
さて、こちらは以前からお世話になっているお店
nougatturron ヌガートゥロンさんにお届けしたポーチです。
フリルつきのヴィンテージポーチは
「ヌガートゥロンさんファンの方たちがお好きかな?」とイメージした
かわいいキャラクター生地をセレクトしました。
フリルのついていないポーチも
アメリカ、フィンランド、ドイツから来た生地を使った多国籍な顔ぶれです。
古くて愛らしい生地はもう二度と生産されることのない貴重なもの。
一枚一枚のヴィンテージ生地に合うファスナーや
中の生地を選び仕立てた、まさに世界に一つのポーチです。
ヌガートゥロンさんのオンラインショップでは7/26(土)から販売が始まります。
https://creamsouffle.thebase.in
それぞれのお店で嘘とミシンのポーチたちをどうぞチェックしてみてくださいね。