個展は終わりましたが、年内最後のイベントとして12/4〜27の期間、札幌円山にある一軒家のギャラリー&カフェ「Pon piyehe house (ポンピイェ ハウス)」さんで開催される「12月展」
に出品いたします!
2階ギャラリーには、12組ほどの作家によるギフトをテーマにした作品がいっぱい並びます。
今回は個展で展示していた作品より、特に皆さんの注目が高かったものからピックアップして制作しました。
まずはイエティの夫婦、ユキオとユキコのチャームブローチを。
口を一文字に結んだユキオは、口数は少ないけれど心優しき男。
パールのビーズがついたおしゃれな蝶ネクタイがお気に入りです。
実は彼には「日本中を旅して廻る演歌歌手」という裏設定があります。
吉幾三さんの付き人をしていた若き時代、特に彼は吉先生の大ヒット曲「雪国」が大好きでした。
そんなわけでこの冬、ユキオはリスペクトの気持ちを込めて「北国」という新曲をリリースしました!
もしもユキオがみなさんの街を訪れた時には、応援をよろしくお願いします。
そんなユキオを支えるユキコはいつもニコニコ、お料理上手で気立ての良い女房です。
花柄の新しいエプロンを身につけ上機嫌。あーなんてかわいいんだユキコは♡
ユキオとユキコは女性の手のひらくらいの身長があり、チャームとしては少し大きめ。
でも背面に兜ピンをしっかりと縫い留めているので、
安心してバッグなどにつけて外に連れ出してやって欲しいです。
やっぱり女性は靴が好きな方が多いのかもしれません。
「ショートブーツブローチ」は個展で手に取る方が一番多かったように思います。
新しい柄やパーツであらためて作ったものを12月展にお届けしています。
先の尖ったフォルムや太めのチャンキーヒールなど、
このブーツには私の好きな靴の要素が詰まっています。
そしてこちらは「NOËL・2025年版クリスマスリース」です。
クリスマスだけではなく、冬の間ずっと使えるようなものを目指して作りました。
ドーナツのように丸く仕立てた直径20㎝のリース本体には、バラ模様の日本のヴィンテージキルトを使っています。
雪の結晶がが刺繍された太めのブレードはフランスから来たヴィンテージ。
インドのゴールドのお花パーツやパリの生地屋街で買った星のチュール、
裏側のタグにした生地は早く平和になって欲しいウクライナからだし...
材料について語り出すと止まらないです。
とにかく大切なものをいっぱい詰めたリースになりました。
そして今年はイタリア→長崎経由で届いた大天使ミカエルのメダイ付き。
飾るお家のことを、聖ミカエルがしっかりとお護りしてくれることでしょう。
リースは箱つきですので、飾らないときはしまっておけます。
写真を撮り忘れたのですが、他に「キャンドルブローチ」も5本、ディスプレーしてきました。
雪が降ってとってもきれいだったポンピイェハウスの入り口。
ご自身への、大切な方へのプレゼントを探しに、
どうぞポンピイェハウスさんにお出かけくださいね。
「ポンピイェハウス 12月展」
12/4(木)〜27(土)11時〜18時open 火・水定休
札幌市中央区南6西24 1-27 西向き ハタナカ歯科北隣
《参加作家》(順不同)
Aobato(てぬぐい)嘘とミシン(布小物)ナイトウカズミ(フェルト)でこっちー(ぬいぐるみ)
ハットシマッセ(帽子)熊吉屋(木工芸・ブローチ)ハオス/24(手製靴下)
mi.hanaki(刺繍ブローチ)黒羽じゅん(器)はっしー(皮小物・フェルト)
Yuko Furukawa(アクセサリーなど)すずきもも(カード・絵本)
個展の隣のギャラリー1で同時開催していた「絵本とわたし展」
記念すべき10回目の開催だったのですが、
自分の個展で精一杯で今年は作品を展示したのみでほとんど携われませんでした。残念。
どちらも観てくださった方も多いかと思いますが
あらためて、わたしが選んだ今回のテーマ絵本と作品をご紹介します。
デニス・トレとアレイン・トレ 絵と文 麻生九美 訳 (評論社)
「3人のちいさな人魚」
深い海の底に暮らす3人の幼い人魚たちの愉快な暮らしぶりと、
ふとしたことから生まれた人間の女の子との交流を描いた絵本です。
全体を覆うエメラルドグリーンに少量のイエローや赤を効かせるという
色づかいのセンスが抜群に素敵で、
この配色をバッグの中に表現したいと思いました。
記念すべき第1回目の作品「ねないこだれだバッグ」とともに今年の作品を展示した様子
テーマが海と人魚なので形はマリンバッグのようなバケツ型にして、
ロープ状のパープルの紐をつけました。
人魚の反対側には海底に差し込む光を表現すべく、2枚重ねのチュールをつけました。
めくると貝やヒトデがのぞきます。
右側にはネオンピンクのサンゴも。
内側の生地はくらげ模様。夏のワンピースに似合う軽やかでかわいいバケツバッグ。
完全に私物にするつもりで自由に制作したバッグです。
来年の夏が楽しみ!
同じエメラルドのキルティングで小さな魚を3匹作って、
個展会場の窓辺に吊るしていました。
(実は個展会場から逃げ出してきた魚たち、というストーリーがあります)
「このお魚は売ってないの?」と訊ねてくれた方も何人かいらしたので、
もう少し改良して販売できるようにしたいなと考えています。
11/5から5日間だけオープンした個展「面影アパートメント」
後片付けや発送作業をしていてすっかり遅くなってしまいましたが、11/9に無事終了することができたことをご報告します。
いらしてくださった方はもちろん、遠くから見守ってくださった方、応援のお便りやメッセージをくださった方まで、本当にみなさまありがとうございました。自分で作ったこのアパートメントが、この空間がとても好きでした。
朝、家を出る時「またあの部屋に行けるんだ」と思って嬉しくて、お客さまがたくさんいらしてくださることがまた幸せで、最高の毎日でした。
これから、ブログの方でたくさんの写真とともに展覧会の様子を振り返りたいと思います。
よろしければ、ブログ「風に乗って空を泳ごう」まで飛んでくださいね!
このページでずっとお知らせしてきた個展「面影アパートメント」と「絵本とわたし展」は、明日11/5オープンの日を迎えることとなりました。
とくに個展は夏の始まり頃から準備してきたので「まだまだ大丈夫」と思って余裕を感じていました。
しかし10月も後半となるとやることがたくさんあることに気づき、少しの焦りと「いよいよだな」という高揚感を同時に抱いています。
嘘とミシンの北海道在住のお客さま、はじめての方、懐かしい方、老若男女みなさまに「ただ遊びにいくだけでも楽しめる展覧会」にしようと思っています。
「面影アパートメント」にはおなじみヴィンテージファブリックを使ったポーチもたくさん並びます。
あと10点は足したかったのですが20点が限界でした…!
今まで人気のあった柄、新しい柄、大きいの小さいの、初日から全部お出しします。
それでは、展覧会に関するお知らせを掲載します。
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ここはいつの時代かも分からない
どこか架空の国に5日間だけ存在する「面影アパートメント」。
嘘とミシンのはじまりから現在までに生まれた作品の中から代表的なものを選び
たくさんのお花や雑貨とともにこの部屋に散りばめました。
ひとつひとつの作品の奥にある物語を想像しながら
この空間に住む女性の面影を探していただけましたら幸いです。
《作品の販売につきまして》
⚫︎白いキャプションがつけられた作品は全て今回のために新しく制作した販売品です。
同じ種類のものでも、ひとつとして同じものはないため
多くの方に見ていただきたいと思っています。
そのためもしもお気に召した作品がありましたら、お買い上げの上
会期終了後のご配送でのお渡しになりますことを、ご了承くださいませ。
⚫︎尚「はぎれチャーム」につきましては、本日お持ち帰りいただけます。
⚫︎ピンクの紙で縁取られたキャプションがついている作品は非売品です。
⚫︎お支払いは現金、クレジットカードのタッチ決済がご利用になれます。