先日観た 映画「トロフィー」は、在日コリアン3世の孫明雅監督による長編デビュー作。
東京下町の朝鮮学校に通う女子高生・ソヒ。家族や友人と過ごす中で悩み、自身のアイデンティティを見つけていく日常生活を、美しく瑞々しく描いた作品でした。
井浦新と市川美和子が彼女の両親役で出演していました。
祖国北朝鮮から授与された勲章を大切にしている小学校の校長先生である父と、困窮する生活をたくましく明るく支える母。
衝突もあるけれど子どもの心にしっかりと寄り添い、愛情を注ぐふたりの温かな眼差しにジンときました。
BTSのファンとして意気投合したふたりの少女が国の壁を乗り越え
本当の友だちになっていくところにもグッときました。
日本のセーラー服はもちろんかわいいけれど、白×紺のチマチョゴリも清涼感があって素敵。
全体に淡いベールがかかったような優しい映像もいいなと思ってあとから確かめたら、
孫監督は是枝裕和監督や西川美和監督のもとで助監督を務めていた人でした。
これからの作品も楽しみな監督です。
孤児となり戦時下をたくましく生き抜いた子どもたちの物語「わたしの知らない子どもたち」
西川美和著(palmbooks)
読み終えたのがちょうど8月15日、終戦記念日でした。
西川監督による同じタイトルの映画が10月に公開になるそうです。
西川さんの映画作品はその脚本のほとんどを自身が手掛け、小説も執筆されています。
たとえば「ゆれる」「永い言い訳」「夢売るふたり」などの映画や小説は何年経っても受けた衝撃や悲しさ虚しさを忘れることがない素晴らしいものでした。
私はふだん激しいバトル映画もスプラッター映画も見るのは平気なのですが、
唯一、子どもが酷い目に遭うと分かっている映画だけはなかなか見ることができません。
だけど「わたしの知らない子どもたち」は
広島出身の西川さんの反戦への思いが込められた映画になるはずなので、
必ずや見届けねばと思っています。
No more HIROSHIMA ,NAGASAKI.
戦争反対。子どもたちに悲しい思いをさせてはなりません。
味わい深いヴィンテージの生地を中心に、その周囲をフリルで飾る「ヴィンテージフリルポーチ」。
何度作っても全く違う個性が生まれてくるので生地合わせに飽きることがありません。
まるでお気に入りのワンピースにカーディガンやストールを合わせるように…
そんなヴィンテージフリルポーチにロックなイメージのポーチが仲間入りしました!
(オーダーで制作したものです)
メインに選んだのはエストニアから来た古い生地。大胆なオレンジのバラにまさかのチェッカーフラッグ柄を合わせているという斬新なデザインです。
それにシルバーグリッターのフリルを合わせたらSHEENA&THE ROKKETSのシーナのような
ROCKなムードのかっこいいポーチになりました。
内側のパールピンクのサテン生地はシーナのかわいい女心をイメージしています。
蒸し暑い夏の夜はこれにお財布とハンカチとリップだけ入れて。
ミニスカートにロックTシャツを着てビアガーデンに行くのも楽しそう👠🎸🔥😎
小樽のvivre sa vie+mi-yyuは、時々のぞきたくなる雑貨店。
余市の雪洞でラーメンを食べて、忍路のAigues vivesでパンを買って、札幌に戻る前に寄りました。
ここは主に洋服や靴下やタオル、香りのものなど生活雑貨を扱うお店ですが、ポストカードやレターセット、文具もあります。私は特にここの文房具のセレクトが好きなのです。
元文具店だったという古い建物の雰囲気も、入り口に描かれた奈良美智さんの女の子に会えるのも毎回楽しみ。
《買ったもの》
◎水縞文具の「イロイロメモパッド」は全部種類の違うざらざらした紙が50種類!
味紙好きとしては見逃せません。
◎宇宙人のポストカードは遠くの友だちへの暑中見舞用に。
◎そして今回の目玉商品はチェコ製、centropen社の太いマーカーです!
このかわいいデザインにひとめぼれ。
鮮やかな蛍光色の太いマーカーはドイツのSTABILO製のを数本揃えて愛用しているのですが、
こんなに淡い色はなかなか見かけません。
きっとチェコではずーっと昔からこの味のあるデザインで作り続けているのだろうな。
その日はミシン仕事に一区切りをつけたあと、ジムと夕飯の買い物、それが済んだら30分だけ最近知った古本屋さんに寄ってみようと家を出ました。
近所の新刊書店はどんどんつまらなくなるけれど、近ごろ札幌には個性的な古書店が増えてきました。
それは、書棚に床から天井まで隙間なく本がぎっしりで、店先のワゴンに百円文庫本コーナーがあるような昔ながらの古書店とは違って(←これはこれで好きですが)まるでギャラリーのように整然としたおしゃれな古書店。
この日はじめて行ってみたのはそんなお店「NOMUSURU」さんです。
古いアパートの2階の一室をリノベーションした清潔なスペースに、アートブック、旅本、詩集、エッセイ、お酒や映画関係のZINEなどが規則正しく美しく並べられていました。
コーナーごとに椅子が置いてあり、ゆっくり試し読みができる工夫もされていて。
「こんにちはー」挨拶をしてからさっそく気になる本を手にとり眺めていたら
「本の数が少なくて〜本屋とは言えないかもしれません」と
笑いながら男性店主が話しかけてくれました。
でも私はそんなことは全然気になりませんでした。
むしろ状態の良い厳選された古書がアート作品のように並んでいる様子に、
美的感覚の鋭い方なんだなぁと思い、ワクワクしていたくらいなのです。
それから気になるタイトルの本をパラパラとめくったりをひと通り終えると、
本の合間に数本の外国のウィスキーのボトルが、さらに壁に大きめの抽象画が数枚飾られていることに気づきました。
「お酒がお好きなんですね、そして素敵な絵ですね」私が言うと
「絵は僕が描いたんです。僕、ウィスキーが好きなんですけど、
飲んだウィスキーから感じたイメージを色と形に変換してキャンバスに描いているんです」と仰る。
それから、「このウィスキーはこんな味だったから色はこうなって〜」と
絵の説明をしてくれました。お酒飲みであり絵描きでもある古本屋さん。面白いなー。
店内に置いてあるウィスキーは有料で試飲ができ、飲みながら本を選ぶこともできるそう。
ちなみにこの日NOMUSURUさんで手に入れたのは、作家が愛したお酒と食べ物の本。
それとミュージシャン古館佑太郎さんのアジア旅行記の2冊です。