9月になりました。
そろそろスパイシーで少し重めな香りを焚きたくなり
お花はケイトウや木の実のついた枝物を飾りたくなってきました。
作るものの素材もウールやファーに手が伸びるように。
写真の作品は、11月の展覧会用に作った「キャンドルブローチ」です。
たくさん集まると色や柄がひしめき合って美しくて
時間がかかった分、なんだか愛おしく感じます。
円柱状に作った芯の中には綿を詰め、てっぺんの炎は
チュール、オーガンジー、羽根で作っています。
炎が風で揺らぐ様子は本当のキャンドルのよう。
一本ずつにビーズやスパンコールの装飾を加えていて
どれもとってもきれいなので、お手にとって眺めて欲しいです。
いつまでも消えることのないキャンドルブローチは
アクセサリーとしてだけでなく
キャンドルホルダーやグラスに挿してインテリアとしても楽しめます。
今日のおまけ
おやつはロイヤルホストのアップルマンゴー(ミニ)パフェ
いま私は中性脂肪値やコレステロール値、そして体重を5キロ減らすため
甘いものを極力食べないようにしています。
ゆるくですが4月から始めた筋トレも続けていて、現在3キロ減まできました。
食べないでいるとさほど甘味を欲さないものですが
先日息子と出かけた近所のロイヤルホストディナーにて
デザートのメニューの中に「アップルマンゴーパフェ」の写真を見つけたときには
我慢することができませんでした。
私がこの世で一番好きな果物は、桃と栗とマンゴーなのです。
「少しくらいいいっか!」(私)「食え食え」(息子)
ということで、久しぶりにパフェを解禁しました。
本当は大きいのをオーダーしたかったけど
ビール、ケールサラダ、コスモドリアのあとに大きなパフェはやり過ぎたよね…
と気持ち控えめにミニパフェにしました。
ミニでも充分満足だったし、隅々までおいしくて幸せでした。
本日ご紹介するふたつ目のフラリーヌバッグは
アメリカのヴィンテージファブリックを使っています。
芍薬や牡丹のような大輪のお花が描かれた
サイケデリックな雰囲気もあるテキスタイルですが
シャーベットカラーの配色のおかげで
優しい印象もあります。
パイピングテープはミントカラー
中には愛らしいピンクのリボンの生地を合わせました。
今回はこちらのフラリーヌをピンクのシルクガウンにコーディネートしましたが
ブラウン系のコーデュロイ に合わせたりしたら
一気に秋らしい装いになりそうです。
しまえる巾着付き。
荷物が増えそうな日のサブバッグとして
大きなバッグにポンと入れておくのも良いでしょう。
本日のおまけの《映画感想メモ》
「木の上の軍隊」
平和への決意を確かめるために毎年8月には観ることにしている反戦映画。
「木の上の軍隊」は、逃げ込んだガジュマルの木の上で終戦を知らずに2年もの間、命をつないだ2人の日本兵の物語でした。
大和魂の塊みたいな厳しい上官と、どこか呑気で優しい気質の新兵。
過酷な日々の中で人間の本質が炙り出されていくふたり。
影響し合い変化していく関係性を、
時には可笑しみも感じさせながら演じる堤真一と山田裕貴が素晴らしく魅力的でした。
昨日は、先週勃発したぎっくり腰のケアをしてもらいにお世話になっている鍼灸院に行きました。
私を担当してくださる女性鍼灸師さんはミニシアターにも通うほどの映画好き。
なので行くたびに見た映画の感想交換をするのが楽しみなんです。
昨日は「山田裕貴くんっていい役者よね!」ということで意見が一致して嬉しかったです。
今後公開を控えている彼の出演作「ベートーヴェン捏造」「爆弾」も面白そう。
気軽に持ってふらっと出かけて欲しい「フラリーヌバッグ」を
展覧会用に作りました。
マチが12センチあるエコバッグ型で
ドイツのヴィンテージファブリックを使っています。
裏地もついたしっかりタイプなので買い物用バッグとしてはもちろん
近所のカフェや本屋さんに行ったりする時にも
恰好がつくおしゃれなバッグなんです。
お花とドットの柄、赤×紺×白の配色はポップなのに素朴さもあり、
古い布ならではの魅力が溢れています。
このフラリーヌはデニムに合わせるのが一番しっくりきますが
古着のジャージ+白いコットンのロングフレアスカートなどのファッションにも似合いそうです。
畳んでしまっておける巾着付き。
フラリーヌバッグは私も愛用していますが、
持ち手の幅が広くて持ちやすく、
少し重い荷物を入れた時にとくにそれを実感するバッグです。
今日のおまけは映画「鬼滅の刃 無限城編 第一章」大ヒットを記念して。
実写化するとしたらキャストは誰がいいか?
を考えてみました。
もちろん、「鬼滅の刃」の実写化など私は望んでいないし不可能です。
だいたいあんなすごい映像を見せられたら実写化なんてする必要がありません。
それでは行きます!
(年齢、身長バランス無視です。あくまでも私が見たいキャストということで)
竈門炭治郎 北村匠海
竈門禰󠄀豆子 杉咲花
我妻善逸 高杉真宙
嘴平猪之助 神尾楓珠
煉獄杏寿郎🔥 間宮祥太朗
宇髄天元 新田真剣佑
悲鳴嶼行冥 市川隼人
冨岡義勇 眞栄田郷敦
時透無一郎 板垣李光人
不死川実弥 横浜流星
不死川玄弥 中沢元紀
伊黒小芭内 宮世琉弥
甘露寺蜜璃 吉川愛
胡蝶しのぶ 小芝風花
猗窩座 菅田将暉
堕姫 今田美桜
妓夫太郎 染谷将太
童磨 生田斗真
鬼舞辻無惨 玉木宏
産屋敷耀哉 二宮和也
愈史郎 吉沢亮
珠世さん 松本若菜
煉獄さんの母 小池栄子
実際ポーチにフリルがついていたって何の役にも立たないんですけどねぇ
フリルに物が入るわけではないし、バッグに入れればその分嵩張るし。
でもフリルがあったらよりその生地が活きると思った時にはつけてしまうのです。
そんなフリルポーチシリーズも、展覧会に新柄を
たくさん持っていきます。
水彩画のようなタッチで森の動物たちが描かれたこちらの生地は、フィンランド製。
ほんのりピンク色の背景に合わせたフリルはグリーンのギンガムチェックにしました。
ああ、かわいい…
この生地がもっとあったらワンピースを作りたいなぁ。
《読書時間》
三國万里子さんの本「編めば編むほどわたしはわたしになっていった」
幼少期から、現在のように編み物作家として有名になる前までの日々の暮らしを綴ったエッセイ。
単行本の時から読みたかったのですが、この夏に文庫化されたので買いました。
優しくて繊細な人。だけど時に大胆。ユーモアもあり人と違う視点で物を見ている。
そんなところが人として好きなタイプだなと思いながら、
まるでショートフィルムのように情景が目に浮かぶ美しい文章に魅了されあっという間に読了。
個展でお披露目する作品、本日ご紹介するのは
「リボンのベルト」です。
私はワンピースが好きでよく着ているのですが、
時々ウエストマークにベルトをしめることがあります。
なんだかスタイルが間延びして見える時、
またはポイントとして色が欲しい時、ベルトはとても優秀なおしゃれアイテム。
そこで、前から形にしてみたいと思っていたデザインで
自分でも使ってみたいと思うようなベルトを作ってみました。
ちょうちょの形をしたレースモチーフの上にビーズやスパンコールを刺繍し、
裏側にもしっかりとした生地を縫い合わせてバックルを作成。
ベルトの紐部分はベルベットリボンとグログランリボンを二重にして作り、
その紐の先にDカンをふたつ付けたのでそこに紐をひっかけて留めるようにしてあります。
長さはウエスト85センチくらいの方まで対応。
寒くなってきたらこんな風にニットの上に巻いたり
もちろん辛口パンツスタイルのポイントにするのもかわいいです。
「このリボンモチーフでブローチが欲しいなぁ」というリクエストも届きましたので、
展覧会までにはブローチも作る予定です。
《今日のおまけのおしゃべり》
6月に観に行った東京03のコントライブ。
バカリズム脚本のドラマ「ホットスポット」ですっかり高橋さん(角田晃宏)のファンになったのをきっかけに
「行ってみようかなー」と軽い気持ちでトライしてみたら、チケットが取れてしまったのです。
いくつもの伏線が散りばめられた数本のコントや映像で流れる劇中劇が、
最後にはひとつの話に繋がっているという構成のすごさとか、
3人の演技力の高さに唸りました。
クスクス笑いからの爆笑。いやぁ、こんなに楽しいとは。大人気の理由がわかりました。
ポスターも毎回面白いなと思っていたら、吉田ユニさんのお仕事でした。