嘘とミシンより「夏の終わりのポーチまつり」開催のお知らせです。
過ぎゆく今年の夏を惜しみながら制作しました。ヴィンテージファブリックを使ったポーチを6点、BASE SHOP にアップしました。
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https://usotomishin.thebase.in/
ショップでは各ポーチの商品紹介を丁寧に書き連ねています。
お読みいただけたらそれぞれのポーチの魅力をお分かりいただけるかと思います。
今回も表も中もタグも、配色や柄合わせに工夫をこらしたかわいいポーチたち。
さらに今回はすべてのポーチを送料無料でお届けします!
いつもながら1点ずつしか作れませんでしたので、気に入った柄や形がありましたらぜひ!
ご注文をお待ちしております。
https://usotomishin.thebase.in/
早くも全てのポーチがSOLD OUTとなりました…
お買い上げくださった方、ご覧くださったみなさま
どうもありがとうございました。
また作れるよう、頑張ります!!
緑豊かな北海道大学の構内にできた図書館
安藤忠雄さんデザイン・建築による「こども本の森 札幌北大」を訪ねてきました。
幼い頃から本を読むことに楽しさを覚え、考え悩みながら人生を生き抜く力をつけてほしいと願って、北海道の子どもたちのためにデザインしてくれたそうです。
なんて素敵な図書館なのでしょう…!
出来たばかりなのに、まるでずっと前からそこにあったかのように馴染んでいて
それでいて宇宙船やメリーゴーランドのように夢がある図書館。
映画のワンシーンのように美しい佇まいに圧倒されました。
初めてトマムの「水の教会」を見た時も感動したけれど、その時と同じくらい心を掴まれました。
中のデザインもさすがでした!
天井まで届く書架が流線型を描いていて、絵本や学術書、写真集などが
ざっくりジャンル分けされて並んでいます。
表紙がよく見えるよう本の陳列が工夫されているので
「どんな本なのかな、開いて中を見てみたい」と興味を誘います。
本棚に合わせてくねくね曲がりながら本を眺めていると、まさに本の森で過ごしているかのよう。
本を借りる=家に持って帰ることはできませんが、館内の椅子に座って読んだり、
一冊だけなら北大の構内に限って外で読むこともできるそう。
オンラインサイトからの予約制。
ひとり1時間半ずつの滞在が許されています。
(枠があれば当日ふらっと入ることもできます)
箱入りの豪華な造本、中を見てみたいと思っていたくらはしれいさんのイラスト集。
オープンしたばかりだから、どの本も新しくきれいです。
紙のいい香りを胸いっぱいに吸い込みながらページをめくる時間が、ああ幸せ。
この本も好奇心を刺激する内容でしたが、かなり分厚いので
また今度来た時にじっくり読もうと決めました。
シリーズに「魔界の書」という本もあり、そちらにも惹かれました。
子どもはもちろん、大人も充分過ぎるほど楽しめる本がいっぱい。
選書は幅允孝さんが関わっているそうで、やっぱりね!って思いました。
建築や本がお好きであれば、観光客の方にもお勧めしたい場所がひとつ増えました。
市民として勝手に誇らしい気持ちになっています。
息子に「どうやら“ちいかわ”の映画の内容がすごいらしい」と言われ、一緒に見に行ってきました。
今までちいかわなんて見たことも、興味を持ったこともないのに。
確かに、なかなかの問題作でした!
ダークファンタジーというのでしょうか、まるでスティーブン・キングやナイト・シャマランのホラー映画を見たあとのような後味の悪さ。そして、大人が観るとさまざまな毒が散りばめられているのに気がつきますが、子どもにとっては夏休みの冒険映画としてちゃんと楽しめる内容になっていました。
私はこの映画の根底にあるテーマは「罪と罰」だと解釈しました。
この映画には食堂を営んでいる島二郎というおっちゃんのキャラクターが出てきます。
自ら海に潜ってとってきた貝で美味しそうな「貝汁」を提供しています。
意識を失って倒れたちいかわに島二郎がその貝汁を飲ませるというシーンが出てくるのですが、映画後もそれが忘れられられず…
帰りに寄ったラーメンさんではつい海の味を欲して「ほたて塩ラーメン」を注文してしまいました。
少し炙った半生のほたてがプリプリで、とても美味しかったです。
日曜日は札幌芸術の森開園 40周年記念の展覧会「花と獣 いろとかたち」へ。
花や植物、動物たちをテーマにした絵画、彫刻、インスタレーションが、館内はもちろん広大な野外美術館も使ってワイルドに展開されておりました。
札幌が誇る森の美術館らしさが爆発した見事な展覧会でした。
展示は蜷川実花さんの写真作品「Liminal Pathway」でスタート。
花々の写真が転写されたガラス窓に光が差し込むことで、
美術館への長い廊下は水中庭園のように見えました。
特に心を掴まれたのは写真家・岡田敦さんによる馬の写真です。
北海道の東端、根室半島の沖合にあるユルリ島に取り残された野生馬たちを撮影したもの。
立て髪が伸び切り、まるで神の使いのように神秘的な馬たちの美しさが忘れられません。
(写真撮影不可ゾーンだったので図録より転載)

はじめて知った「はしもとみお」さんの木の彫刻作品、どれもこれもよかったー。
こんなに生き生きとして体温を感じる彫刻は見たことがありません。
この子は「わさお」。動き出しそうでかわいらしくて
「頭を撫でたいな」と思っていたら
学芸員の方が「どうぞ触わってあげてください」と。
木の動物なのに撫でたいと思うほど彼らには魂が宿っているのだと思いました。
野外美術館にも作品が点在していて、
風に吹かれながら丘陵を上り下りし作品を巡るのも楽しかったです。
北川陽稔さんの「ある来訪者の抜け殻」。
もう森では秋が始まっていて、大きな栗の木の下に毬栗がたくさん落ちていました。
そして森の奥の樹木の中にひっそりと展示されていた最後の作品が最高に好みでした!
前田明日美さんの「Only us」。
ここにはきっと森の妖精たちが棲みついているに違いないと思いました。
札幌在住のこの若きアーティストの作品を、今後追っていくつもりです。
先日観た 映画「トロフィー」は、在日コリアン3世の孫明雅監督による長編デビュー作。
東京下町の朝鮮学校に通う女子高生・ソヒ。家族や友人と過ごす中で悩み、自身のアイデンティティを見つけていく日常生活を、美しく瑞々しく描いた作品でした。
井浦新と市川美和子が彼女の両親役で出演していました。
祖国北朝鮮から授与された勲章を大切にしている小学校の校長先生である父と、困窮する生活をたくましく明るく支える母。
衝突もあるけれど子どもの心にしっかりと寄り添い、愛情を注ぐふたりの温かな眼差しにジンときました。
BTSのファンとして意気投合したふたりの少女が国の壁を乗り越え
本当の友だちになっていくところにもグッときました。
日本のセーラー服はもちろんかわいいけれど、白×紺のチマチョゴリも清涼感があって素敵。
全体に淡いベールがかかったような優しい映像もいいなと思ってあとから確かめたら、
孫監督は是枝裕和監督や西川美和監督のもとで助監督を務めていた人でした。
これからの作品も楽しみな監督です。