緑豊かな北海道大学の構内にできた図書館
安藤忠雄さんデザイン・建築による「こども本の森 札幌北大」を訪ねてきました。
幼い頃から本を読むことに楽しさを覚え、考え悩みながら人生を生き抜く力をつけてほしいと願って、北海道の子どもたちのためにデザインしてくれたそうです。
なんて素敵な図書館なのでしょう…!
出来たばかりなのに、まるでずっと前からそこにあったかのように馴染んでいて
それでいて宇宙船やメリーゴーランドのように夢がある図書館。
映画のワンシーンのように美しい佇まいに圧倒されました。
初めてトマムの「水の教会」を見た時も感動したけれど、その時と同じくらい心を掴まれました。
中のデザインもさすがでした!
天井まで届く書架が流線型を描いていて、絵本や学術書、写真集などが
ざっくりジャンル分けされて並んでいます。
表紙がよく見えるよう本の陳列が工夫されているので
「どんな本なのかな、開いて中を見てみたい」と興味を誘います。
本棚に合わせてくねくね曲がりながら本を眺めていると、まさに本の森で過ごしているかのよう。
本を借りる=家に持って帰ることはできませんが、館内の椅子に座って読んだり、
一冊だけなら北大の構内に限って外で読むこともできるそう。
オンラインサイトからの予約制。
ひとり1時間半ずつの滞在が許されています。
(枠があれば当日ふらっと入ることもできます)
箱入りの豪華な造本、中を見てみたいと思っていたくらはしれいさんのイラスト集。
オープンしたばかりだから、どの本も新しくきれいです。
紙のいい香りを胸いっぱいに吸い込みながらページをめくる時間が、ああ幸せ。
この本も好奇心を刺激する内容でしたが、かなり分厚いので
また今度来た時にじっくり読もうと決めました。
シリーズに「魔界の書」という本もあり、そちらにも惹かれました。
子どもはもちろん、大人も充分過ぎるほど楽しめる本がいっぱい。
選書は幅允孝さんが関わっているそうで、やっぱりね!って思いました。
建築や本がお好きであれば、観光客の方にもお勧めしたい場所がひとつ増えました。
市民として勝手に誇らしい気持ちになっています。